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16- D- 0634
201 6 年 10 月 25 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
株式会社タ
ム
ラ
製作所
(証券コード:6768)【据置】
長期発行体格付 BBB
格付の見通し 安定的
■ 格付事由
(1) トランス・リアクタ・A C アダプタ、L E D 関連製品、電子化学材料などを展開する電子部品メーカー。当
社の独自性と強みを発揮できるターゲット分野での成長を目指すオンリーワン戦略を推進しており、電子
部品関連事業では車載、産業機器、エネルギー関連分野に軸足を置いた展開を進めている。また、電子化
学材料は高い競争力を有する。
(2) 需要面で減速感がみられる中でも業績は堅調を維持している。電子部品関連事業は海外経済減速や為替変
動の影響を受けつつも、受注採算、原価管理の徹底などによって底堅い収益を確保している。また、電子
化学実装関連事業の競争力はおおむね維持されており、今後も安定して業績に貢献する見通しである。財
務構成は従前と比べ依然やや見劣りのする水準だが改善が進んでいる。以上を踏まえ、格付を据え置き、
見通しを安定的とした。
(3) 17/ 3 期営業利益は 45 億円(前期比 5. 5%増)と 4 期連続の増益となる見通しである。電子化学実装関連
事業でスマートフォン、自動車向けを軸に引き続き安定した収益を確保するとみられる。また、電子部品
関連事業では前期の構造改革実施に伴う費用計上や為替影響の販売価格への反映遅れが解消することなど
により、増益が見込まれる。一方、これまで開発した戦略製品が十分に収益に結びついておらず、収益性
の向上は道半ばなものにとどまっている。マーケティング体制の強化による開発効率の改善や、重点分野
や非日系の顧客に対する高付加価値製品の拡販などの取り組みの成果に注目していく。
(4) 16/ 3 期末の DE R は 0. 6 倍(10/ 3 期末 1. 0 倍)と、リーマンショック時の純損失計上を主因に悪化した財
務構成は改善基調を維持している。利益の蓄積に加え、近時は売上債権や棚卸資産の圧縮に向けた取り組
みも財務改善に寄与している。注力分野における投資の動向には留意を要するものの、当社のキャッシュ
フロー創出力を勘案すれば財務構成は今後も改善する方向にあるとみられる。
(担当)関口 博昭・工藤 怜士 ■ 格付対象
発行体:株式会社タムラ製作所
【据置】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 10 月 21 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:関口 博昭
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「電機」(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 株式会社タムラ製作所
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■ 本件に関するお問い合わせ先